ローズ12月号

<聖夜の港に大輪の花火> 

 

 四季をちこちの『をちこち』とは万葉集に出てくる言葉で、『遠近』と書いてあちらこちら、という意味です。師走となり、あちらこちらに灯がともり、街が華やぐ頃。クリスマスのイルミネーションに心が弾みますが、今年は名古屋港で恒例となった花火がまさに聖夜の空を彩ります。