知多ぶるのこだわり
「知多ぶる」酒造りのこだわり
「知多ぶる」は、知多の水、知多の米、知多の酒蔵にこだわり、香り味わいともに、今までにない新感覚の日本酒を目指して造られた、杜氏の神谷尚宏さん(盛田金しゃち酒造)の思いとこだわりが込められたお酒です。
「知多ぶる」は、酒米に知多で作られた、愛知県特産の酒造好適米「夢吟香」と全国有数の軟水である知多の水、知多の杜氏の卓越した技術のアンサンブルから生まれました。
通常日本酒は1種類の酵母で醸されますが、知多ぶる純米大吟醸「薫酒」は、一つの酒母に3種の酵母を使う、類をみない稀な一酒母三種酵母の技法で造られた日本酒です。
発酵具合を見極め、薫香、稠度など特徴の異なる3つの酵母を絶妙のタイミングで仕込む、杜氏の卓越した独自技法により醸された新感覚の日本酒です。
華やかで気品のある吟醸香と、酸味を抑えたフルーティーな旨味、シルクのような舌触りが特徴で、ワイングラスで楽しめるお酒として、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2024」プレミアム大吟醸部門では金賞を受賞しています。
知多ぶる純米吟醸「ワイン酵母」も、独自の技法で、日本酒には珍しい白麹とワイン酵母を使い醸造されています。
一般的に日本酒は、酒母に黄麹が使われますが、「ワイン酵母」は、焼酎でよく使われる白麹を使っています。
酵母には、ワイン酵母を使い、発酵過程でクエン酸を加えています。
白麹、ワイン酵母、クエン酸を使って醸す、杜氏の独創的な技法で、かすかにバナナを思わせる香りと味わい、爽やかなでキレの良い後味で、今までの日本酒とは、一味も二味も違う、新しい感覚のお酒に仕上がっています。
ワイングラスで和洋を問わず、料理とのマリアージュを楽しめるお酒です。
「知多ぶる」は、酒米にもこだわり、神谷杜氏が直接、知多の農家に足を運び、グランクリュとも言える厳選した田んぼから収穫された「夢吟香」が使われています。
杜氏の極みの技と酒米へこだわりが、本当に美味しい新感覚の日本酒「知多ぶる」を生み出したのです。
こだわりの農家が作る知多の酒米「夢吟香」
水とともに、酒造りに欠かせないのが「米」。
「酒造りは米作りから」というほど、原料になる米は酒にとって重要です。
「知多ぶる」の原料米「夢吟香」は、愛知県常滑市にある土居ライスのお米です。杜氏自らが選んだ米から、極みの日本酒が作られています。
土居ライスの土居佐吉さんは、長年こだわりの米作りをしています。
「いいものを作ろう!と思って作るのと、とりあえず作るのとでは米の出来上がりが違う」と、田んぼの土壌や使用する肥料、収穫後の米の処理までこだわりをもって米作りに取り組んでいます。
米の出来は努力した部分が実を結ぶと、粒の大きさやタンパク質の含有量などの知識を、酒蔵や研究機関から学び、自身の米作りに反映しています。
土居ライスの米は、種まき以外の作業をすべて土居さんが1人で行っています。
4月に田植えが始まり、11月末頃にすべての収穫が完了。早い田んぼは12月から田起こしをし、1~2月は田んぼの整備、種まき、苗づくりをして4月にまた田植え…と、米作りは1年中何もしない期間はありません。
「知多ぶる」は、杜氏と農家のこだわりと思いが一体となり生まれた、知多の水、知多の米、知多の酒蔵にこだわった極みの日本酒です。