知多ぶるストーリー

日本と知多が誇る酒造りと醸造文化のサスティナブルに願いを込めた 「知多ぶる/CHITA ble」プロジェクト

知多の米、知多の水、知多の蔵で、より高度な技法で極みの日本酒造りに挑むことで、日本酒の魅力を広め、日本の、知多の、酒造り、醸造の文化と技術を未来に繋げようと始まったプロジェクト。
このプロジェクトから生まれたのが、新感覚の日本酒「知多ぶる/CHITA ble」です。
 華やかでアロマティックな「薫酒」、ドライで爽やかな「完全発酵」、ワイン酵母を軽やか醸した「ワイン酵母」、酒温の変化で味わいの違いを楽しむ「冷温Cahnge taste」を作るところから始まりました。 

知多とは、愛知県西部にある知多半島一帯のことです。
昔から日本酒をはじめ、醤油やみりん、味噌造りなどが盛んで、醸造、発酵の郷ともいえる地域です。

しかし近年では、日本酒の消費量の減少にともない、多くの酒蔵が廃業しました。
1968年には16蔵あった知多の酒蔵も、現在では、わずか7つの蔵が残るのみです。
酒米を作る農家も減り、知多の酒蔵、知多の米、知多の水を使った、地産地消の知多の酒造りの将来が危ぶまれる状況となっています。

酒造りは、その地域の伝統、文化に深く関わり、地域の歴史や発展に密接に関係しています。

地産地消の酒造りに挑戦することで、愛する地域の醸造、発酵の文化を守り、少しでも地域の振興に役立ちたいとの思いでいっぱいです。

1970年の大阪万博でワインが広く紹介されたのを機に一般家庭にもワインが普及。日本酒の消費量は年々減少し、現在では全盛期のわずか4分の1にまで減少してしまいました。

また「日本酒はオヤジが飲むもの」「酒豪が飲むもの」とのイメージが定着し、女性や若い世代に敬遠されているのも消費量減少の一因かもしれません。

しかし「和食」が2013年に世界遺産に登録されてから、海外では日本酒は「クールでおしゃれなSAKE」として人気で、毎年、日本酒の輸出量は増えています。

そこで、大好きな日本酒をより美味しく、より多くの日本酒ファンを増やし、酒米農家も含めた知多の醸造、発酵文化の振興、発展をお手伝いしたい!

日本酒を「クールで、おしゃれな」イメージに変えたい!

との思いで、日本酒を愛する飲み手の皆さんと杜氏、蔵人、日本酒コンシェルジュと手を取り合い、このプロジェクトを昨年、2022年6月に立ち上げました。

 

日本酒は、世界的にも稀な、糖化とアルコール発酵を同時に行う「並行複発酵」と呼ばれる、世界最高水準の醸造技術で造られるお酒です。

知多の米、知多の水、知多の蔵で、より高度な技法で極みの日本酒造りに挑むことで、日本酒の魅力を広め、日本の、知多の、酒造り、醸造の文化と技術を未来に繋げようと始まったプロジェクト。

このプロジェクトから生まれたのが、新感覚の日本酒「知多ぶる/CHITA ble」です。

日本と知多が誇る発酵、醸造文化のサスティナブルに願いを込め「知多ぶる/CHITA ble」と命名しました。

飲み手、造り手が一体となっての新タイプの日本酒造りにチャレンジ

「知多ぶる/CHITA ble」の開発には、酒質の設計段階から飲み手となる多くのアンバサダーが関わっています。

2022年11月、飲み手のアンバサダー、造り手の杜氏、日本酒コンシェルジュが一緒に、新しく造る酒の味や香りの傾向を決める酒質設計試飲会を企画、開催しました。

そこから、日本酒コンシェルジュも関わり、飲み手の知多の酒造りへの思い、酒質へのこだわりを造り手の杜氏と蔵人が受け止め、叶えようと新しい日本酒造りへのチャレンジが始まりました。

設計試飲会の参加者の多くは、日本酒通だけではなく、プロジェクトの趣旨に共感し、普段はワインしか飲まない、日本酒は酔っ払いおやじのイメージが強くてほとんど飲んだことがない、といった女性の皆さまでした。 

知多ぶるアンバサダーが日本酒コンシェルジュとまとめ上げた酒質コンセプトは、知多の米、知多の水、知多の酒蔵にこだわったサスティナブルで「華やかでアロマテック」「クールでおしゃれ」に楽しめる、今までにない新感覚の日本酒でした。

そのオーダーに杜氏と蔵人が真摯に応え、新感覚の日本酒にふさわしい、新しい酒造りの技法を駆使し2023年4月に出来上がったのが、華やかでアロマティックな「薫酒」、ドライで爽やかな「完全発酵」、ワイン酵母を軽やか醸した「ワイン酵母」、酒温の変化で味わいの違いを楽しむ「冷温Cahnge taste」、4種の日本酒です。

さらに半年間、この4種の「知多ぶる/CHITA ble」をアンバサダー、日本酒初体験、飲食店オーナー、利き酒師などの方に試飲いただき、マルシェなどに出品するなどマーケティングを重ね、今期は「薫酒」、「ワイン酵母」の2種に絞り込みました。

杜氏の斬新な技術とコンシェルジュの感性が新しい日本酒を生む

今までにない「華やかでアロマテック」新感覚の日本酒には、繊細な酒質設計と今までにない高度な酒造りの技法が求められます。

アンバサダーのオーダーを杜氏の神谷尚宏さんと日本酒コンシェルジュの廣瀬容平さんが旨味、酸度、粘り気、薫香などのイメージを細やかに定義し酒質を設計。

酒質をイメージ通りに再現するため、醸造には神谷杜氏の経験と技能を生かした、新しい日本酒造りの技法が用いられました。 

■知多ぶる/CHITA ble 薫酒

日本酒造りでは、通常使われる酵母は1種類か2酒類ですが、「薫酒」は華やかな立ち香と味わいに艶を出すため、発酵の状態を見ながら協会酵母18号、14号、9号の3種の酵母をブレンドする新たな技法で醸造されました。


原料米 夢吟香100%
精米度 50%
アルコール分 14%
日本酒度 ±0 
容量 720ml

 

■知多ぶる/CHITA ble ワイン酵母

通常の日本酒造りでは珍しい白麹(※)とワイン酵母(※)を合わせる技法で、言われなければ日本酒とは気付かないほど、おしゃれにワインの装いを演じています。


原料米 夢吟香100%
精米度 60%
アルコール分 12%
日本酒度 -10
容量 720ml

※)一般的な日本酒造りは黄麹と清酒酵母を使用、白麹は焼酎造りに使われることが多い

知多の農家が作る愛知県特産の酒造好適米「夢吟香」

「知多ぶる/CHITA ble」の酒米には、知多の農家が作る愛知県特産の「夢吟香」が使われています。

「夢吟香」は、ふくよかで香り豊かな米質の特性で、吟醸酒用途に開発された酒造好適米です。
知多半島を含む愛知県の地質や風土に合わせて「愛知の地酒には、愛知の酒米を」との願いを込め開発されました。

「知多の米、知多の水、知多の酒蔵」にこだわったサスティナブルな日本酒造りには、最適な酒造好適米です。

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