<四季をちこち> 西尾のうなぎ 長かった梅雨が終わり、蟬の声に暑さを覚える時期となりました。七月二八日と八月一日は土用丑の日。今年の夏は、うなぎを食べる機会が二回訪れます。 夏にうなぎを食べることは奈良時代の万葉集にも詠まれていますが、一般に広まったのは江戸時代後期。うなぎ店から商売の相談を受けた蘭学者の平賀源内が店先に『土用丑の日 鰻の日』と看板を立てる事を提案 し、大繁盛につながったと伝えられています。