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ローズ5月号

<四季をちこち>  バラの香りに誘われて おうち時間が長引く中、部屋に花を飾る方も多いでしょう。花の癒やしは格別。切り花ではなく活きた花を見ることで、なお力が湧いて来るのではないかしら。 立夏から小満へ、暦の上では夏に入…

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ローズ4月号

<四季彩>  華やか名古屋をどり 「尾張名古屋は城で持つ」と古くから伝わる。そこには金のしゃちほこ。春風に乗って地上に舞い降りて以降あちこちで愛あいきょう嬌を振りまく。今は栄のミツコシマエヒロバス。御利益をわれ先にと競う…

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ローズ3月号

<四季彩>  令3・3 惨状を目にして言葉を失うとはあのような時のことだろう。東日本大震災。発生の2011年3月11日を短く「3・11」と記すだけで衝撃が今に伝わる。寸断された鉄道網。常磐線の全線復旧まで十年かかったこと…

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ローズ2月号

<四季彩>  春先取り高岳-白壁 柔らかな日が差し込む窓辺で澄んださえずりを耳にする。「ホーホケキョ」。警戒心の強いウグイスは愛らしい姿まではなかなか拝めない。十八日が雪との分かれ目の雨水。「春よ来い」の思いに応えるかの…

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ローズ1月号

<四季彩>  鬼にも優しい笠覆寺 子どもらとの楽しい正月が過ぎ、動き出した日常は冷え込みが厳しい。二十日が大寒。それを乗り切った先の節分が待ち遠しい。 「鬼は外、福は内」の豆まき。大ヒットの劇場版「鬼滅の刃」について娘と…

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ローズ12月号

<四季彩>  熱田の杜に祈る弥栄 戸外で朝吐く息が白くなると軒下の水槽に氷が張る日も近い。二十一日が冬至。ほかほかの小豆粥がゆ、カボチャ、湯豆腐などを食する風習があるらしい。そしてクリスマス。師走の慌ただしさが増す名古屋…

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ローズ11月号

<四季彩>  大須演芸場に登龍亭 色鮮やかさを増した並木の紅葉が晩秋の日差しに映える。十五日が七五三。この日を中心に神社の境内などは晴れ着の親子連れでにぎわう。願うのは子の健やかな成長。昔の自分の姿を重ねて「いつの世にも…

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ローズ10月号

<四季彩>  いざ名古屋競馬場へ 紅葉が北海道ではすでに平野部近くまで降りてきたようだ。南に位置する桧山地方。どこよりも鮮やかな色付きを目にした覚えがある。そこには民謡「江差追分」。元をたどれば日本海沿いに信州の馬子唄へ…

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ローズ9月号

<四季彩>  興正寺で千燈供養会 「天高く」と形容するように青空がどこまでも澄み渡る。それでいて「女心(男心)と秋の空」。好天は長くは続かず、折々に崩れもする。南下してくる秋雨前線。この時季迎える中秋の名月の日は天気がつ…

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ローズ8月号

<四季彩>  テレビ塔「煌」多彩に 季節の便りは「暑中見舞い」から「残暑見舞い」へと移る。処暑が二十三日。日差しも和らぎ、日が暮れると涼しささえ覚えるようになる。夜景を彩る数々の照明。今やLED(発光ダイオード)製品が主…

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