ローズ7月号
<四季彩> 四間道で風鈴涼しげ 「シトシト」の梅雨が明けると青空で太陽が「ギラギラ」と輝く。二十二日が大暑。一年で最も暑い時期を迎える。定評となった異常なまでの名古屋の蒸し暑さ。清流の「サラサラ」に親しんだ山国・信州で…
続きを読む暮らしを彩るシニアの情報紙
<四季彩> 四間道で風鈴涼しげ 「シトシト」の梅雨が明けると青空で太陽が「ギラギラ」と輝く。二十二日が大暑。一年で最も暑い時期を迎える。定評となった異常なまでの名古屋の蒸し暑さ。清流の「サラサラ」に親しんだ山国・信州で…
続きを読む<四季彩> アジサイは茶屋ケ坂 この夏は名古屋の風景も新型コロナウイルスで一変した。中止となった熱田神宮例祭の花火。大相撲の土俵に向かう力士たちの姿はない。甲子園という目標を奪われた高校球児。「にっぽんど真ん中祭り」は…
続きを読む<四季彩> 戸田川河畔に太公望 水槽のメダカが陽光を浴びて、うれしそうに泳ぎ回る。庭には、サツキやアヤメ、バラの花。梅が若葉の陰で実を少しずつ膨らませる。あちこち初夏の装い。水量が増えた向かいの用水ではカメが遊び、アメ…
続きを読む<四季彩> 風車とチューリップ 全て躍動的であるはずの春があっという間に萎縮した。恐怖の新型コロナウイルス。年度替わりのイベントなど相次ぐ自粛や中止が重苦しい。記録的な下げとなった株式市場。つい先頃の活況がバブルのごと…
続きを読む<四季彩> 大正ロマン香る館へ 「懐かしい葛飾の桜が今年も咲いております」が冒頭の語りだった。映画「男はつらいよ」第一作が半世紀前。最新の第五十作「お帰り寅さん」にも笑って泣いた。「さくら」が妹。演じる倍賞千恵子さんは…
続きを読む<四季彩> ふじ船内で流氷体感 何とか姿を見せてくれた流氷。オホーツク海沿いへの接岸の便りを喜ぶ。 それが今年も名古屋港の南極観測船ふじで見られそうだ。重量180kg。斜里町から冬の使者として空輸で届く。今月中旬以降の…
続きを読む<四季彩> ハワイアンで幕開け 令和初の年明けも平穏に過ごせたことの喜びをかみしめる。走り始めた2020年。自らの胸の内に今年こそはとの思いを巡らす。国内で最大のイベントは東京五輪・パラリンピック。各種の競技で日本代表…
続きを読む<四季彩> もうすぐクリスマス 師走の街でイルミネーションがロマンチックにきらめく。空想的あるいは情熱的。和訳よりそのままの方がずっと雰囲気が伝わってくる。すっかりクリスマスムード。サンタクロースやジングルベルなど片仮…
続きを読む<四季彩> 古墳群で古代ロマン 日ごとに増す朝夕の冷え込みに秋の深まりを肌で感じる。色づく木々。人に限らずあらゆる生命の冬支度が急ピッチで進む。壮大な野鳥の渡り。北からの使者でにぎわう藤前干潟(名古屋市港区)で大空ロマ…
続きを読む<四季彩> 市場の秋 マグロ解体ショーも 食欲の秋を思う存分に味わおう。高根の花のマツタケはさておき、栗や柿、梨、サツマイモ、カボチャ。大地の恵みを実感する。秋ナスとともに「嫁に食わすな」とされるのが秋サバ。そうした数…
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